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事業内容

船橋農産物供給センターは、1975年6月、7名の生産者によって誕生しました。
市街化区域内の農地にかかる「宅地並み課税」が大きな社会問題となったころ、船橋農業問題研究会に参加した農村青年が反対運動をすすめるなかで、消費者は都市農業をどう考えているのだろうと、高根台団地(船橋市)にビラを配り、野菜の青空市を行った のが、センター誕生のきっかけでした。

そして30年、農薬だけに頼らず、土本来の力を引き出す農業で地域の人々に喜ばれながら発展してきました。現在は、千葉県の北総地域を中心に、約120名の生産者によって野菜を中心にお米・果物も生産しております。また八街市と印西市に集荷場があります。

生協産直

多くの人たちにおいしい国産の野菜を食べてほしい、多くの人たちと交流していきたいという思いをこめて、船橋市民生協に野菜をお届けすることからスタートしました。

現在では、生協組合員さんに産地見学やイベントにご参加頂くだけでなく、プロジェクトの企画の段階からご参加頂き、一方通行ではない双方向の交流を行っています。

また、台風など甚大な災害の際には、支援金や有志によるボランティアなど、生産者と組合員が共に手を取りあう関係を気づいています。

◯当センターと提携している生活協同組合
 コープみらい東都生活協同組合樹恩ネットワーク

野菜ボックス

当センターでは、旬の野菜を中心に7種類以上を詰め合わせて毎週、お客様にお届けしています(品目により6種類や8種類になることもあります)。

   
内 容
◎7種類以上の旬の野菜(たまにおまけが入ることも!?)
◎産地のお便り

農業体験・交流会

『消費者にはもっと米を食べてほしいなぁ』
 
『もっともっと米のことを知ってもらいたいなぁ』
 
『うちは2反の田んぼがもう何年も米作ってないから荒れてしまってる。本当は米、作りたいんだよ』
 
『その田んぼ、整備すれば米作れる?』
 
『もちろん!いい田んぼだったし、きれいにすれば山の湧き水で米作りができると思うよ。2反の荒れっ田が美田になって、米作って食べたらきっと感動もんだよ』


こんな、生産者の会話から「田んぼ作りから始める米作り」が生まれました。
印旛の里山に囲まれた元美田は木も生える、田ともいえない荒地となっています。そこを開墾し、米を作ろうという大事業です。2年前に約20aの田に挑み、秋には米農家にも迫る反当7俵のお米を手にすることができました。今年は2年目で、隣りの田んぼに挑みながら、昨年美田にした「みんなの再生田1号」でのお米作りです。

 農薬を使わない栽培と自然乾燥による作りです。何回かの体験で米作りを身につけて、家族のお米を家族でつくることを目指します。また、自然との関わりを身をもって学びます。
いのちの綱のお米の大切さを多くの皆さんに伝えてください。

直売所・各種小売

まじめな農のプロたちがこだわって作った自然のエネルギーたっぷりの野菜やお米を食べてみませんか?もちろんセンター独自の農薬基準を守った安心安全な畑の野菜たちです。
できたてホヤホヤを農家の方が届けてくれています

>>直売所の案内

青年部活動

青年部部長 石井拡太

【主な作物】
白ナス、大根、パパイヤメロン、スイカ
【家族構成】
両親、妻、息子3人、犬1匹、猫7匹
【趣味】
筋トレ、ゲーム、粘土細工
船橋農産物供給センターでは、若手生産者約10名のメンバーで「農墾クラブ」とチーム名をつけて活動しています。

活動目的としては、「若手農家が主となって作る作物の拡大とアピール」「地域や組合員の皆様との交流活動」「新規就農者募集活動」「生産者の知識向上」を掲げて活動しています。交流活動がままならない情勢ではありますが、近年話題の有機栽培農法を活発に行なっている地域への視察や勉強会などに行き、地域活動の一環の「農福連携」として、地域の障害者支援施設との作業受託事業を始めました。

素晴らしい活動をしているセンターという農事組合が地域で頑張っている姿を広めて行けるように、これからも頑張っていきたいと思います。 「農墾クラブ」では「こういう視察がしたい」「こういう活動がしたい」「組合員じゃないんだけど、参加してみたい」など、ありとあらゆる希望を聞きたいと思っていますので、どんどんご相談ください。一緒にセンターを盛り上げていきましょう。